ラベル マンション の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル マンション の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年4月26日金曜日

南北大開口を実現する集合住宅

上下階のプランを三角形にし、上下で反転しながら積み上げていくぷらんです。
外形は四角としコスト軽減に寄与してます。
プランを隔てる壁(界壁)も間取り改変に応じて撤去できるようにしています。



2019年3月5日火曜日

サーフ天国

3年前に竣工した物件の見学に行きました。
竣工時に確認はしているんですが、
その後どの様に経過しているか確かめてきました。

江ノ島海岸沿いに立地しており、サーフィンを楽しめる日常を提案してます。
具体的に
・ボード置き場(ロング、ショートボード用)の設置。
・屋外にシャワースペースで砂を落とせるように。
・サーフボードを収納できる自転車用のスペース
などなどサーフ天国です。

また海岸地なので塩害対策にいろいろ気を使った経緯があります。
塩害というとステンレスなのですが、普通のステンレスではダメで塩害に強いSUS316という種類を使います。あとは鉄部材の亜鉛メッキ塗装です。
(結果的には鉄の溶融亜鉛の方が錆びに強いようです。今後の経過を見守りたいです)



外観は白を基調としたシンプルな外観にエントランスはコンクリート打ち放しを杉板型枠としてます。
コンクリートに杉板模様が写し出てます。
バルコニーの天井は木調塗装をしております。

2019年1月31日木曜日

メーターボックス

マンションの玄関横にガス・水道・電気などのメーターを入れている箱があります。

こんなのです。
写真は5年程前に完成したマンションの玄関です。
メーターボックスはファイバーグレーチングを塗装し、
金属の固い雰囲気を抑える様にしてます。

先日街を歩いていたらこんなのが・・

エントランスの前にメーターが並ぶ・・
メーターボックスも建築基準上面積に入ってしまうので、
苦肉の策なのでしょう・・
やりたくない事例です。

2019年1月23日水曜日

何をたてるか-2

■企画について
企画設計という業務がある。
主に不動産業社いわゆるデベロッパーから建築可能性を探るための設計依頼だ。

土地収益を探る為、
容積率を出来る限り消化し、建築法規をクリアし、「かたち」は出来る。

商売上、売れる・売れた、貸せるかのデベさんの経験済みのプランが要求される。
だがコンセプトおよびデザインは入っていない「骨格」である

当然おもしろみは無い、設計者も色は付けて無いのだから
依頼側のデベさんも設計者も経験上プランが設計プランとして浪費されて行くような感覚がある。
当然面白くは無い・・

しかし設計者側にも責任がある。
今までかたち・デザインにとらわれ経済概念と向き合って来ただろうか?収支や宅地運用上のノウハウなど従来の業務に加えコンサルティング的な業務が必要では無いだろうか?

例えば戦略性が必要でそれが確立すると競合他社との差別化に繋がる。
幣事務所では現地立会い及び周辺環境を元に出来うる限り調査の上、企画プランを設計している。そこでは駅から近いのか、周辺のモデルハウスやマンションの間取り構成は?
ターゲット世代と間取りのリンク、住居専用ではなくSOHOや事務所複合など、実際の建築想定を打合せしていく

そもそも容積率に関しても未消化部分が建築価値に結びつく場合も多い。
無理をしない伸びやかな計画は広尾のアークヒルズなど町並景観に寄与し資産価値を上昇させる事も可能だ。
また立替時に未消化部分を立替費に回すことができる。

但し、理解を得られ長年気心が知れたデベロッパーや担当者との限定である。
ほとんどのデベロッパーでは設計者は単なる図面書きとしか見ていないのだから
○LDKで○○㎡で○戸の絵を描いて下さいという・・・・


以前有名建築家の企画案を見たことがあるが、企画案というより建物コンセプト案であった。
幣事務所にはそれの企画をやり直して欲しいとの依頼だ。

所有者の希望も判然としない中、建築家の自問のみ繰り返されるなら、設計業務の浪費ではなかろうか?

企画業務も最近のAI技術の発展を伴い、既にボタン一つで設計可能かつ収益までシミュレーション出来る様な時代となった。
今後、設計者は何を介在させるのか?
自己建築の欲求を建築士に期待するのか?



2012年10月22日月曜日

マンションができるまで-12

さて、先日マンションの確認申請が終了とお知らせしましたが
マンションの確認申請とはどの様なものでしょうか?

建物が法律に照らし合わせ、合法を確認するのが確認申請です。

基本的に住宅もマンションも店舗も同じ規模なら同じものです。
面積や階数が増えていったり、構造が複雑になっていくと審査が長くなっていきます。

耐震偽装の件から確認申請の厳格化が進んでいます。
どの様な所が厳格になったのでしょうか?

まず、1点目は確認申請後に面積や間取、そして建物の高さ等が変更することはNGになりました。
申請を提出したら一切図面変更は不可です。
NGとは変更した場合は計画変更申請を行い、計画変更審査が終了するまで工事を中断しなくてはいけません。
経済が厳しい昨今、経費を切り詰める為、工事会社も工事ストップは工期延長に係わり打撃を受けます。
故に確認申請をする前に事前審査を行い、図面の齟齬が無いように打合せを行います。
意匠・構造・設備・電気と設計者が専門ごとに分かれる場合、それらの図面整合にも気を使います。

2点目に構造適合判定があります。
ある規模以上の建築に関して構造審査を第3者が行うものです。
 病院でいえばセカンドオピニオンみたいなものでしょうか。
しかし、確認申請後に図面は修正はできませんので適合判定で修正指摘が入ると大変な事になります。

以上2点が大きな項目です。
申請後変更が実質出来ないのは結構プレッシャーです。

2012年10月18日木曜日

マンションができるまで-11


夏の図面UPから慌しく2ヶ月が経ち、すっかり秋になってしまいました。
早いものでスタートから半年でもあります。

この度、建築確認申請の許可がおり、晴れて工事着工です。
同時にこの度の設計事務所の役割は終了します。

通常は工事が始まると、図面通りに工事が行われるかチェックを行う業務「現場監理」に移行するのですが
今回は工事を担当するゼネコンさんが監理業務を担当します。

故に名残惜しいですが今回はこれで業務終了です。

ずいぶんはしょったブログなので今までに書いてこられなかった事を今後書いて行きます。
今後共よろしくお願いします。




2012年8月6日月曜日

マンションができるまで-10

長い間投稿が滞っておりました。
というのも実施設計図でここ1ヶ月はあわただしく過ぎた次第。
今日図面を全てプリントアウトしたところA1サイズで140枚ほど。

これに設備・構造図が加わるのだから・・・
5階建ての集合住宅としては平均的な図面枚数です。

これから確認申請へ向けてラストスパートです。

2012年4月14日土曜日

マンションができるまで-9

桜散る雨を横目に設計が続く。

現在基本設計がまとまってきたので
条例の事前協議申請に向けて準備をしている。

来週提出予定は景観条例申請である。
10年前までは景観の審査などほとんど無かったのだが
近年法律化されてある程度の大きさ以上の建築に関しては義務化されている。
内容は
1..外壁の位置を敷地境界から一定距離以上離すこと
2.屋根や外壁の色
3.植栽豊かか
などである。

町並み景観の為には
無造作に配置されている電柱や看板などに規制をして欲しい。
と思う今日この頃。

それに町並み景観を創るためには
単純な外壁後退距離や高さ制限だけでなく
壁面ラインの統一こそが肝要ではないか?

気を取り直して
ヨーロッパ(デンマーク)の町並みを紹介

2012年4月5日木曜日

マンションができるまで-8

4月となり新年度がスタートした。

近頃想定地震についていろいろとニュースになっているが、
海岸沿いに建つ当該地でもニュースがあった。

津波想定高情報が新しくなったのだ。
過去の地震における津波を元に津波による浸水被害についてまとめたものだ。

当該地には最大で9.5M程の津波が予想されるのだが
海岸沿いに堤防があるので思ったよりは浸水しない。

しかし東日本大震災で堤防を乗り越える津波を目撃した現在、
最大津波がそのまま陸地を駆け上がることを想定しなければならない。

屋上の高さは地面から約15Mに付屋上に避難すれば
一時的には避難できると見込んでいる。

2012年3月22日木曜日

マンションができるまで-7

今日もマンション計画の設計に明け暮れる。
具体的には何を作業してるかというと

住戸プランである。
よく新聞広告にも入ってくる住宅内部の間取り設計である。

トイレはここで、リビングは南で太陽がいっぱい入ってくるようにとか・・
個人の一軒家を設計するときに一番重要な設計過程で
住宅設計において住まい方を決定づける

しかしマンションは設計段階ではお客様はいない。
ではどうやって設計するのか?
当然の疑問。

販売計画からターゲット層を決め、どの様な希望でもある程度満足が得られる間取りとなる。
いわば希望の最大公約数的な設計。

具体的に部屋数は3LDK、洋室は最低5畳、リビング・ダイニングは15畳以上とか等々・・・
そして見慣れた間取、いわゆる田の字型プランが量産される。

田の字型とは玄関を入って真ん中が廊下で左右に部屋を配置するプラン。
田の字にいているからそう呼ばれている。

・収納充実、大量の本がスタイリッシュに収納できます。
・パーティーが出来るキッチンです。
・広大なワンルームで可動間仕切りで自由にしきる
また地域性を配慮した間取などもあると面白いと思うのだが
売れないという資本主義の理論に流されてしまう。

内装材料も決められないので
個人の細かい希望や家づくりの楽しさは味わえないかもしれない。

ではマンションのメリットは何か
高いメンテナンス性、断熱性能、仕様統一からくるコストパフォーマンスの良さ、
そして防犯性能などだろう。

分譲マンションは
家を買う
戸建て設計の家は
家を創る

この違い。

デザイン事務所である弊事務所で何を楽しみに設計しているかというと
各事業者は高いメンテナンス性や安全性など
なるほどと思わされるディテール基準を持っており、
それを弊事務所のデザインにも反映できるからだ。


ところで近々協力会社と共同でコーポラティブハウスを企画しようという話がある。
コーポラティブハウスは企画段階から住み手を募集し共に作っていくもの
設計者にとっては住民同士の意見調整は大変だが
住まい手が見える設計はやはり楽しい。

自分たちの住まいは自分で作ろうという意欲的な方
ご興味ある方は事務所ホームページからご連絡下さい。
一緒に楽しみましょう。

*候補地は杉並区を考えております。
希望者の意見を考慮し土地選定を行う予定。

2012年3月21日水曜日

マンションができるまで-6


先日3月11日、東日本大震災から一年が経過した。
TVでも津波の映像が流れていた。

驚いたことに津波が間近にせまっているのに携帯電話等で撮影している人々だ。
今回の震災など世界各地で災害が起こり、そして我々はその映像をTVで見る。
現実と映像の既視感を感じたのではないか。
テレビを見ていて撮影していないで早く逃げて欲しいと切に思った。

今回の計画は海岸地沿いに建設予定である。
海が部屋から臨めることが特徴であり、震災前なら大いに売り文句になったであろうロケーションである。
しかし、設計を進めるにあたって津波避難等災害にどの様に向き合うかを検討している。
具体的には津波が当該地を襲ったとき近隣住民を含めて屋上に避難できるようになど。

屋上に防災倉庫等を設けたいのだが市条例で決められている高さを超えてしまう。
役所折衝中だが中々芳しくない。
なんとももどかしい
南フランス、マルセイユにあるユニテダビシオン(集合住宅)である。
地中海の海岸近くに立地している。
20世紀を代表する建築家ル・コルビジェの設計。

このように一階をピロティーとすればある程度の津波は防げる。
しかし今計画は高さ制限が厳しく思うように高さが上げられない。
一階住戸を全てピロティーにすると事業計画の採算が取れないそうだ。

建築は建物のかたちのデザインをするのも仕事だが
場を想像するのが本来あるべき姿であるはず。










2012年2月23日木曜日

マンションが出来るまで-5

マンションの設計では敷地のポテンシャルを使い切ることが求められる。

具体的には建物が建てられる限界まで設計を行う事だ。

建物高さや面積など、今回も同様で小数点までの面積調整が行う。

その為、確認申請の事前打合せを必要である。

現在調整作業が続く。

2012年2月17日金曜日

マンションができるまで-4

本日は近隣説明用の図面作成を行う。

今回のようなまとまった規模の集合住宅は近隣住民の方々へ説明を行う必要がある。

説明会を開催し計画内容を近隣の方へつたえる。
その為、設計図だと専門的すぎて分かりにくいので表現をやさしくして表現する。




2012年2月15日水曜日

マンションができるまで-3

プロジェクトが動き約1ヶ月が経過。
現在基本計画確定に向け設計中。
 

基本計画とは建物の外郭を決める作業。
住戸の配置やエントランスの大きさやエレベーターの位置など
事業主の希望とそれが法律上問題がないか行政と打合せを行い確認作業も行う。

行政の法律、いわゆる事前協議は11項目もあるから打合せ作業はかかる。
昨日も丸一日打合せ。
席を暖める時間が欲しい今日この頃。

2012年1月28日土曜日

マンションができるまで-2

マンション設計スタートから1週間が過ぎました。

具体的な要望を事業者様と打合せを行い、
図面に盛り込みスタディーを繰り返す作業が続く。

現在、2物件が同時並行。
さらに来月から新規事業予定の企画案の作成と打合せ。
リノベーション設計準備等々・・・・・

昨年は余裕があったのだが、今年から一変に動き出した感があります。

個々の設計については後日にご報告として
同時並行でマンション計画について市役所など行政との折衝を重ねる。
このスキームについて今日はひとこと。

新築工事の場合、建築確認申請という手続きを行う。
一般的な住宅は確認申請のみが多い。

しかし面積が大きい集合住宅、マンションは建築確認申請の前の協議が多い。
これを事前協議と呼んでいます。

この事前協議、担当市役所の中に窓口がいくつもあり、おのおのと協議を行う。
またご近隣に計画を周知する作業などもあります。

そのような様々な協議を経て建築していくのだから
純粋なデザイン作業を確保するのは一苦労です。

設計者は
1.建物を設計する設計者。
2.デザインするデザイナー。
3.要望や調整を行うコミュニケーター。

などの役割があります。
忙しくても100%の力を出す必要があります。
何せ何十年と建築は残っていくのだから。
設計者には建物存在の責任があります。



2012年1月19日木曜日

マンションができるまで

今月より分譲マンションの設計を行う予定です。
どのようなスケジュールで設計が進んでいくのか
設計に注意する点などを書いていきます。

具体的案件が始まると週に1回、お施主様と打合せ(定例会議)を行います。
まずは来週から始まる定例からスタートです。

2011年12月7日水曜日

パンフレット

先日マンションの外観コンペを提出しました。

結果は先なので案はまだお見せ出来ませんが、開口部やバルコニーが全て直線ではなく自由曲線である。


提出してホッとしたところ、マンションパンフレット作成支援の仕事を思い出してしまった。。。。

分譲マンション設計は設計しただけでは終わらない。
販売用の資料作成を支援する業務があるのである。

ほとんどのマンション販売は青田売りである。
購入者は建築中にモデルルームやチラシ、そしてパンフレットを見て購入する。

それら販売資料作成の協力に設計者も携わる。
パンフレットは設計図を元に作成するのだがスムーズには行かない。

広告代理店がパンフレットを作成し、設計者や事業主、そしてゼネコン関係者など関係各社でチェックする。
チェックしていると不具合や工事しやすい様に変更したり。
複雑な形状だとチェックも難しい。

普通でも丸一日や深夜まで販売まで何回かチェックする。
そして現場でパンフレットと現物が相違すると恐ろしいペナルティーが待っている。。
何とも大変でデンジャラスな作業である。

今回提出案だとチェックは大変そう・・・・