2012年1月28日土曜日

マンションができるまで-2

マンション設計スタートから1週間が過ぎました。

具体的な要望を事業者様と打合せを行い、
図面に盛り込みスタディーを繰り返す作業が続く。

現在、2物件が同時並行。
さらに来月から新規事業予定の企画案の作成と打合せ。
リノベーション設計準備等々・・・・・

昨年は余裕があったのだが、今年から一変に動き出した感があります。

個々の設計については後日にご報告として
同時並行でマンション計画について市役所など行政との折衝を重ねる。
このスキームについて今日はひとこと。

新築工事の場合、建築確認申請という手続きを行う。
一般的な住宅は確認申請のみが多い。

しかし面積が大きい集合住宅、マンションは建築確認申請の前の協議が多い。
これを事前協議と呼んでいます。

この事前協議、担当市役所の中に窓口がいくつもあり、おのおのと協議を行う。
またご近隣に計画を周知する作業などもあります。

そのような様々な協議を経て建築していくのだから
純粋なデザイン作業を確保するのは一苦労です。

設計者は
1.建物を設計する設計者。
2.デザインするデザイナー。
3.要望や調整を行うコミュニケーター。

などの役割があります。
忙しくても100%の力を出す必要があります。
何せ何十年と建築は残っていくのだから。
設計者には建物存在の責任があります。



2012年1月19日木曜日

マンションができるまで

今月より分譲マンションの設計を行う予定です。
どのようなスケジュールで設計が進んでいくのか
設計に注意する点などを書いていきます。

具体的案件が始まると週に1回、お施主様と打合せ(定例会議)を行います。
まずは来週から始まる定例からスタートです。

2012年1月5日木曜日

本年もよろしくお願いします。

新年明けましておめでとうございます。

昨年は未曾有の大災害があり、建築について考えさせる一年でした。
建築が社会に対しどの様に関わっていくのか、
地震・津波そして放射能と

とりわけ建築の場所性に対する解は未だ見つかっておりません。
答えを得るべく歩みを止めずに行きたいと思います。
本年もよろしくお願いします。

参考までに

建築基準法1条
「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の法律を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉に資することを目的とする」