2011年11月29日火曜日

地産地消

今日は木造についてこだわりを持って自社で設計・建築を手掛ける工務店の社長と打合せを兼ねてお話をさせて頂いた。

その事務所は宮崎県の木材を使用する
理由は7寸角(約21センチ)の柱を使う為だ。

なぜ宮崎なのかと思われるだろうが
材料だけでなく加工が出来るところが宮崎だったという。
他に宮崎の杉の品質精度に感銘を受けたという理由もある。

ここで思うのは東京にも毎年花粉症に悩ませる杉は山に多くある。
しかし製材等林業としての裾野が少ないということだ。

近年地産地消が野菜など食物に留まらず建築建材にも宣伝文句で見かける。
しかし上記も一例として現状の問題点にも目を向けることが必要であると考えている。


関東で家を建てる際に
①原料である木材の品質は確保できるのか
②製材は可能か

この2点ほ設計時に吟味しないと情緒だけの地産地消になり、建設コストは高くついてしまう。
我が事務所は設計に携わる建築数が増えれば木材ストックの確保・管理が出来るのでは模索している。

2011年11月25日金曜日

建築事務所が出来るまで

今年2011年も早くもあと1ヶ月余りとなりました。

本年度に設計事務所を開設したこれまでの経緯をご紹介したいと思います。

なぜ建築設計を志したのか、設立までの道のりをご紹介していこうと思います。

2011年11月17日木曜日

木構造

建築物の構造には様々な種類がある。

以前より木造に興味を持っている。
日本の木について現在勉強中。

木といっても幅広く奥が深い。
しかしほとんどの設計者は木構造は簡単と考えている。
材料で考えるととても簡単とはいえないはずなのに。

2011年11月16日水曜日

耐震化基準

1981年以降の建物は耐震基準が変わったので比較的安全と以前ブログに書きました。
今日、事務所の書類整理をしていたら資料が出てきましたのでご紹介。
資料は設計事務所勤務時に得たもの。
耐震基準の遷移が分かると思います。
最低限の基準は1981年以降の設計基準ですが、81年以降に竣工していても注意が必要です。
集合住宅ですと規模によりますが1~2年程度工期があるからです。

もし賃貸や中古物件購入予定の場合、
1983年以降竣工ならば まあ安心でしょう。

1983年以前の場合、設計確認申請日を不動産業者に確認される事をお勧めします。
1981年以降なら新基準と考えられます。