2013年6月26日水曜日

きょうも雨・・

本日も午後から世田谷も大雨でした。
雨と言えば近年はゲリラ豪雨や台風など、都心でも水害が発生します。

それを予防すべき対策として、大多数の都市は一定規模以上の建物に雨水貯留槽の設置を求めています。

どれぐらいの規模かというと例えば
敷地の規模と緑化率に合わせて容量を算出します。
緑化率が低い土地(一面コンクリートのような感じ)だと雨が地面に浸透しないと考えて貯留容量が増える。
貯留槽は建物地下のピットと呼ばれる部分の一部を利用します。

そのピットの貯留槽から下水道にはポンプで排水するのですが、ポンプ容量も一度に下水にたくさん放流しない様に行政と打ち合わせを行います。

あまり新築建物に見えないものですが・・・
町の安全の為の影の努力です。

2013年6月20日木曜日

デザインコンテクスト

最近建築雑誌や一般紙などを見ると住宅のデザインも本当にいろいろなデザインを試みている気がする。
以前は和風・クラシック・イタリアンモダンなどコンセプトを設定し、それの文脈(コンテクスト)から外れないように気を配っていたのだが、ここ数年はそれらがまじりあっている気がする。

モノのバリエーションが世界規模で調達が可能になった事もあるのだろうが、もっと大きな事は個人のインテリアに対する思い入れが多様化してきているのだろうか?

もともと日本の家は和室には畳、洋室にはベットとフローリング。・・・なんてのが定番ですが、それらの垣根を住まい手が軽々と超えてきている気がする。

現在設計中の住宅も。
また近日ご紹介したいと思います。

2013年6月19日水曜日

地鎮祭

今週の日曜日に現在携わっている案件の地鎮祭がありました。

地鎮祭とは建築工事に先立ち土地の神をお招きし工事の安全を神様にお願いする儀式です。

ほとんど神道で神社の神主さんにお願いするのですが、中にはお施主様の宗教によりキリスト教スタイルで牧師と一緒に讃美歌を歌った経験も・・
あの結婚式に歌うのと同じでした・・・

工事の安全と皆の笑顔があふれる建物ができるように・・

2013年6月14日金曜日

ここ最近の連日雨が続き本格的な梅雨時期が到来した感。

ビルなど平らな屋根の場合は降った雨をどのように排水するかも設計の一つ。
平らな屋根の場合は緩い勾配をつけて水を集めて縦に樋を設けて雨を排出する。

最近はゲリラ豪雨と呼ばれる大雨もしばしば起こりうるので年々に許容排水量が増えてきている気がする。

雨を排出する樋はあまり見た目が良くないのでそれを以下に効率よくそしてデザイン上になじましていくかが腕の見せ所となります。

2013年6月13日木曜日

cloud

昨日に続き今日も外出続き。

一人で図面を管理するのは一昔前は苦労がありました。
USBやHDDに図面を入れて持ち歩いたりするのだが、本体のPCとデータの重複や新旧が判断つかなくなるなどデータ管理が大変でした。
うっかり前のデータだと思って削除してしまったりと。

現在、私はdropboxやskydriveなど無料で使用できるストレージの中に図面を一時保管している。
いわゆるCLOUDというもの。
それによりインターネットができる環境ならどこでも自分の図面データが見ることができる。

反面、データの紛失が無いように毎日バックアップを取って対処している。
そろそろわが事務所も所員を入れて自分ひとりで図面を抱え込まない様にしたいのだが。

2013年6月11日火曜日

打合せ

今日は朝から午後へと打ち合わせが続く。

合間に次々と電話やメールが鳴り響く。
同時並行の物件がクライマックスを迎えている為。

クライマックスとは建築確認申請の事。
「これで建築していいですよ」と許可をもらうための手続きです。

確認申請と許可が下りるといよいよ工事が始まる。
これを工事着工と言います。
工事期間は本当にタイトな物件が多く確認申請許可の遅れは工事の遅れに直結しがちです。

だから今の時期は本当に気が抜けない。
どこでもメール対応ができるスマホやipadなどの電子デバイスには本当に感謝。

2013年6月10日月曜日

あじさい

今年は早くも梅雨の季節を迎えました。

そして今週は台風3号が北上中とのこと。

そして近所で見かけたアジサイの花

日曜日に戸建てのお客様と樹木の打ち合わせでした。
塀沿いにアジサイを植えて・・・
季節の移ろいを感ずる植栽は歩く人々にとっても変化が楽しめて良いもの。

雨が多い季節も慈雨とも言います。

2013年6月4日火曜日

アンテナショップ

新しい案件が事務所に入ってきました。

まだ設計を行うかは未定ですが、ご紹介したいと思います。

ハム工場様の案件です。

工場の一角に販売するハムを使って軽食や他にもいろいろな催しを行う。どのような催しを行うかも設計提案の内です。

 
ハムの製造工程を調べると塩づけにした豚ロースのブロックを高温で寝かせる。現在は短時間かつ高温で行うのが一般的。

しかし何か月も長期低温熟成させる方法もあります。
設計活動も早く最終案にたどり着きたいのだが、紆余曲折を経てたどり着く方がクライアント共々満足度が高い。

例え元のプランに戻っても様々な思考の末の結論は重い。

まっすぐゴールに向かう事が正解じゃない・・・ファンキーモンキーベイビーの歌(いいんじゃない)の歌詞ですな。(残念ながら先日に解散してしまいましたが)