2011年6月29日水曜日

イラストレーター

現在コンペの最終工程中。
CADで作成した図面をイラストレーターというソフトで編集中。

具体的にはCADのデータを元にイラストレーターで色付けをしたり、パース画像を張ったりする。
昔、プレゼンボードに紙で切り張りしたようなのをパソコンで作成するようなもの。
CADでも色付け等プレゼンは出来る。
でも色の美しさ、画像編集の容易さ、文章配列を考えるとイラストレーターに軍配があがる。

今困ってるのはCADデータを読み込んだ時、文字化けすること。
ちょっとした図面でも文字の数は結構多い。
何とか解決方法を思案中。

それに図面を反転すると文字も反転してしまう。
結構プレゼン枚数が多いと苦になる作業。

これから文字を修正して色をつけてコンセプトを打ち込む。
締め切りは明日。

2011年6月28日火曜日

電気代

昨年同様 暑い夏。
本日、東電株主総会もかなり熱い様子。

当事務所も節電に心がけようと扇風機を導入。

首振タイプ、縦型ファンそしてダイソンの羽無ファンとか種類は多い。
選んだのはアマゾンで見た一番シンプルな床置小型ファン。
いわゆるサーキュレーターです。
お値段も1980円。

現在、天候:晴、外気温:31度、中気温:29度。
微風があるので体感気温はもう少し低そうだ。
この暑さでエアコンなしでいければ、今夏乗り切れそう。

ただし弱点は湿度。
我慢できない場合はエアコン28度設定(微風)+サーキュレーター弱運転で超快適。
6月はむし暑い日もあったがほとんどエアコンの世話にはならず。
初期設定は事務所面積 約9畳(16.38㎡)。鉄筋コンクリート造で東南向。

節電をしながらどこまで暑い夏をのりきれるか楽しみである。

電気料金は東電HPから試算できるみたい。
<東京電力料金シュミレーション>
http://www.tepco.co.jp/life/custom/ratesimu/index-j.html

シュミレーションの中に様々な料金プランを発見。
夜に多くの電気を使う人用の料金体系も発見。

事務所勤務時代は22時前に帰宅する事など無かった。
22時以降のプランであれば多少節約になったのであろう。

ちなみに6月の電気料金は128KWH。2950円
この水準で電気代が維持できるか?

2011年6月24日金曜日

夏至


先日6月22日は夏至。

一般的に北向きの部屋は日が当たらないといわれています。
しかし夏至では少し日が当たるのです。
以前北向きの部屋に住んでいた経験があるのでシュミレーションしてみました。

上図は2階建て住宅をイメージしたもの。
図面手前が北。

朝6:00では日が当たっている。
朝8:00になると若干かげってきている。

夕方はこれと逆になるので16時以降~18時ごろまでは日が当たりそうす。

ちなみに真南は太陽が高くなりすぎるので日が入りにくくなります。
下図は夏至の14時。一番暑い時間です。

手前道路側が南です。
向かって左が西側。西日が当たって暑そうですね。

こういった日影検討は建築法規で規制がある場合や近隣建物との日影シュミレーションで行います。

2011年6月16日木曜日

インテリアプランナー講習会

インテリアに関する資格は日本では二つある。
・住宅やインテリア什器販売を主とするインテリアコーディネーター
・規模の大きい建築空間のインテリアにも対応するインテリアプランナー


先日インテリアプランナーの講習会に出席。免許更新の一環だが受講料が約3万円と高い。
講義は3時間。
主な内容は二つ。
一つは建築法規の主な変更点の解説。
二つ目はインテリアプランナーの職務について。

二つとも講習時に配布された本をすごいスピードで棒読。もう少し時間をかけるべきではないかと感じた。
テキストの棒読みではなく、もう少し細かく説明が欲しかった。
一級建築士の管理建築士講習は朝から夕方まで講義で最後に考査試験まである。しかも受講料は約1万5千円。やはり最後に考査試験があるとまじめに聞くと思う。

2011年6月14日火曜日

CAD

現在ほとんどの設計事務所はコンピューターで図面作成している。当事務所でも例外ではない。
10年前まで製図版に定規がついたドラフターや平行定規といわれる製図台を使い鉛筆などで書いていたものである。
手書きゆえに書き始めの図面レイアウトに神経を使ったものである。レイアウトが悪いと寸法が記入出来なかったりと後々苦労する。
また図面変更は消しゴムで変更箇所をきれいに消すのが大変。建物外形寸法が変わると全て書き直した方が早いなんていう事もあり、緊張感があった。
 コンピュータを使う図面作成は一般的にCAD(computer aided designの略)といわれ、プレゼンから見積もり設計図まで全てCADである。
一度入力すると後から変更等は簡便。でも昔の手書きの方が図面修正の後がうっすらと残り、苦労の風情があったのだが。
本日は3次元で設計できるCADを使いコンペ案を思考中。

2011年6月10日金曜日

コンペ

 先日、「設計事務所の受注がどの様に入るの?」と質問がありました。
設計事務所、特にデザイン事務所の設計業務委託のきっかけはいくつかあります。
 一つはご紹介です。
縁故や友人、設計事務所勤務時代のお施主様の紹介依頼です。お世話になったお施主様を訪問し完成後の経過を見たいと思う気持ちはあるのですが、前勤務事務所との関係を考えると直接訪問は難しいものがあります。
当事務所では直接お施主様から御連絡を頂いた場合、前事務所と協議し設計をさせていただいております。さらに設計前も実例写真やスケッチなどから作風をご確認して頂き設計を進めるか検討頂いております。
 もう一つはコンペに参加するという手もあります。
コンペは建築計画に伴うコンペやアイディアを募集するコンペなど数多くの種類があり、建築雑誌に良く掲載されてます。設計規模も大小さまざまで交番の派出所から横浜大桟橋や東京都庁舎などいろいろ。アイディアコンペでは東日本大震災以後は環境配慮を意識したコンペが以前にもまして増えて来ました。昨年ではオール電化や地球との共生などのテーマが多かった。しかしコンペは競争も激しい。安藤忠雄氏も若かりし日は何度もコンペに挑戦し敗れ続けたと自著「連戦連敗」で語っております。 
 コンペの中にはインターネット上で行われる住宅コンペも行われております。コンペ主催社を通じお施主がコンペを開催します。それに複数の設計者がコンペ案を応募し設計者を選ぶのです。無料では無く施主も設計者もエントリー料金をコンペ主催社に払うケースが多いです。
 住宅コンペは不況の影響からコンペ主催会社も倒産するケースもあり、施工やコンペ主催社との連携など皆様にどの様にお手伝い出来るかなど当事務所では現在思案中です。