2013年5月31日金曜日

工事費

本年に入って建設工事費が上昇している。

震災復興や経済活動に明るい兆しが見え始めてきているのも関係があるかと思う。

設計をしていても工事費が頭に重くのしかかる。

現在の案件においても当初の概算金額より2割・3割UPと・・結構きつい状況である。

しかし漸く1件明日工事のために建設会社に図面を出せる状況に行き着きました。

今後確認申請の準備に入ります。

2013年5月29日水曜日

はと

建築用語も様々な面白い用語がある。

今回はその中で面白かったエピソードをご紹介。

建築用語に動物にまつわるものがいくつかある。

トラロープ・ネコ・ウマ・ハト小屋・・・

その中でハト小屋は屋上にある設備配管をする為の基礎をいう。

実際にハトが住んでいる小屋ではない。

今日打ち合わせの最中にハト小屋の配管についてメーカーさんと打ち合わせ中、ハトは大丈夫ですかと・・ご質問。

また冗談を言って・・・と思っていたら本当にハトがいるもんだと思われていた模様。(笑)

でも実際にハトの為に小屋を建てたら都会ももう少しほのぼのするのかな?

2013年5月25日土曜日

ショールーム

木造住宅の案件で住宅建材のショールームに最近よく打合せに行ってます。

驚くのは明らかに新築を計画されてる人以外のツアー客らしき団体さんの多さ!

ハウスメーカー主催のイベントだと思いますがそれにしても人が多い。
アテンダントが旗を持って案内する所など下手なツアーより胴に入っている(笑)

平日・休日問わず盛況で・・こちらはその影響で汲々としています。

ただ無料でIHキッチンの体験や最新厨房機器やセキュリティーシステムなど住宅設備の電子化はめざましく。・・・おもしろい事は間違いない。

ただ色々選んでいくと金額UPにびっくりなんて事もあるので設計者として常にコストコントロールは重要な課題です。

2013年5月24日金曜日

アルゴリズム

今日も設計図のUp日が近く調整に追われる。

構造や設備・電気といった生活インフラとともにデザインも検討していく。

アルミパネルを任意にくりぬいてパターンデザインし外観ファサードに使う予定がある。

パネルデザインを建物コンセプトに合うようにどのように落とし込むか・・・

パターンと言えば任意の関数を持ったパターンが一般的。アルゴリズムとも言う。

建物のコンセプトは明快だが関数が無数にあり、かつ制作の制約もあり頭を使う。

スケッチから漸く2案に絞り込む。

ふー。後はパースで確認。

2013年5月23日木曜日

ALC

現在設計中の建物の中にALCといわれる外壁を使用する。

ALCとは軽量気泡発泡コンクリートのこと。

その名の通り、軽くて中に気泡が入っているコンクリートの事だ。

もともと屋内の壁に使われていたが、日本では外壁に多く使われる材料の一つだ。

理由としては安価な事と気泡が入っているので断熱性が高いこと。

しかし水に極端に弱い為、通常の製品だと10年に一度は塗り替えが必要となる。

そのメンテナンスを伸ばすためにはALCの上に特殊塗装をする製品を使うことだ。

しかしイニシャルコストは高い。住宅など長期使用が見込まれる建築には高くても検討するべきこと。

建築設計にとって竣工して終わりということは無い。むしろそこから真の付き合いが始まる。

だから気を抜けないのだが・・・

2013年5月21日火曜日

階段

本日は階段・階段・階段

建築では重力にさからい上へと下へと広がりがち

上下を結ぶものとしての階段。

今日はそのディテール(詳細図)の検討作業に追われる。

木造・鉄骨・コンクリート・ガラスと材料がみんな違う階段のディテール検討!

物件数が多いので仕方がないけど・・

階段は見られる・見るといった視点が多角的だけにこだわると面白い。