2013年12月23日月曜日

古地図

携帯電話はいつでもメールが見れるように、スマートフォンなのですが。

この間、おもしらいアプリをみつけました。

現在地が昔(江戸時代や明治)にどうのような場所であったか、わかる。

建築は土地の文脈をデザインに生かしたりするので、面白いが役に立つアプリです。

2013年12月22日日曜日

本日、10月に竣工しました。建て主さんへご訪問させていただきました。

幣事務所は基本設計のみで実施設計は施工社さんでしたが、
設計段階からキープコンセプトでした。

 ただし設計者としてこれからが大事です。家づくりは建てて終わりではありません。
不断のメンテナンスと愛着が大事となります。
来年もご訪問させていただきます。

設計段階の模型とインテリアパースです。


そして竣工時のお写真


2013年11月15日金曜日

吉岡 徳仁展


色の無い中に色がある。色を付けるのはその人の感性か。
心の色を投影していくかの様な、感覚を覚える。

 光はものに反射して初めて光りと認識する。
光のもつスペクトルがあらわになって、色を出す。


2013年11月3日日曜日

ようやく

この度、ようやくブログ、ホームページが復活した。
どのように事務所と共に、歩んだか、

歩みの記録を留めよう。

2013年8月27日火曜日

全体と部分

先週土曜日に新国立美術館で開催中のアンドレヤ・グルスキー展に行きました。

旧東ドイツの写真家で対象を何枚かに分けて撮影しデジタル技術を使い大きな全体図としてしまう。

言葉にするより実物を見る方をお勧めするが、ふつう対象物を大きくとらえようとすると広角レンズを使ったり、場合によっては魚眼レンズを使用するのでは・・・
複数の写真を加工する場合、光の加減や影が異なるので本当にうまくは・・合成できない

のだが、全体から感じる部分のディテールが見ていてキラキラしていた。
なんというかディテールと全体が等しく焦点が合っている感じ・・・

人間はふつう対象物を見ている時、全体をみながら部分を見ている。これを同時性というらしいが、この同時性を表現する作品を見るということは現在の自分の視野は同時性を持ってみているのか・・などと考えてしまう。
建築という行為や対象も常に同時性を持つものの一つ。
だから細かいディテールから全体を俯瞰できる・・

そんなことを考えつつの鑑賞でした。

2013年8月16日金曜日

工事車両

かっけー!

・・子供の頃なら叫んでいたろう・・

現在進行中のプロジェクトの工事中写真です。

地盤を巨大シャベルで削岩し建物を支える杭を打っています。

暑い中、職方さん!ご苦労様です。


2013年8月1日木曜日

たべる2.0

現在の案件の一つである、ハム製造メーカー様の既存建物の建て替え設計。

店舗にして自社製品を販売する。
それをどのように販売するかが現在プレゼンをさせて頂きました。

さて昨日、ジャーナリストの方のお話を聞く機会がありました。
現在フェイスブックやツイッターそしてブログなど様々なSNSがあります。

これからはどのように発信していくか、が個人にとっても会社にとっても重要であるとのこと、
その一つにキャラ立ちをいかに作るかが重要な一つだと・・・

キャラを立てるに・・
オリジナリティー、オンリーワンは何か?
時代にニーズに何を訴求していくか?

いま、当事務所も試されている。
今、現在・・そして未来、変化をそして深化を遂げるには・・

そのような事を考えて。食べる2.0を提案している。
自社ハムを従業員とお客様で一緒に作って食べて、わいわいと・・

互いの顔が見える景色をつくるプロジェクトです。

2013年7月23日火曜日

ホームページdown!!

ホームページのサーバーがダウンしてしまった。
正確には5月より停止しているのだが事務所パソコンからホームページに変化無く、発見が遅れてしまった。
ホームページは事務所の大事な窓口ゆえにおざなりにはできない・・

サーバーの契約更新時の不備と思うのだが・・
すぐに復旧作業に取り掛かる為、業務スケジュールの間を縫ってなんとかするしかない・・か
しばらくお待ちください。

2013年7月2日火曜日

今日はマンションの定例打合及びその準備等々で一日が終わってしまった。

外観のデザインを損ねない様に全体工事費を調整するべく素材を選びなおす作業。

紆余曲折はあるがグレード感は保たれたかと。
いやむしろすっきりとしてきて質感が上がっている。

このように減額案でも検討することにより建物のクォリティーは上がってくる。
だから時間をかけたくなる仕事だ。建築は・・


2013年6月26日水曜日

きょうも雨・・

本日も午後から世田谷も大雨でした。
雨と言えば近年はゲリラ豪雨や台風など、都心でも水害が発生します。

それを予防すべき対策として、大多数の都市は一定規模以上の建物に雨水貯留槽の設置を求めています。

どれぐらいの規模かというと例えば
敷地の規模と緑化率に合わせて容量を算出します。
緑化率が低い土地(一面コンクリートのような感じ)だと雨が地面に浸透しないと考えて貯留容量が増える。
貯留槽は建物地下のピットと呼ばれる部分の一部を利用します。

そのピットの貯留槽から下水道にはポンプで排水するのですが、ポンプ容量も一度に下水にたくさん放流しない様に行政と打ち合わせを行います。

あまり新築建物に見えないものですが・・・
町の安全の為の影の努力です。

2013年6月20日木曜日

デザインコンテクスト

最近建築雑誌や一般紙などを見ると住宅のデザインも本当にいろいろなデザインを試みている気がする。
以前は和風・クラシック・イタリアンモダンなどコンセプトを設定し、それの文脈(コンテクスト)から外れないように気を配っていたのだが、ここ数年はそれらがまじりあっている気がする。

モノのバリエーションが世界規模で調達が可能になった事もあるのだろうが、もっと大きな事は個人のインテリアに対する思い入れが多様化してきているのだろうか?

もともと日本の家は和室には畳、洋室にはベットとフローリング。・・・なんてのが定番ですが、それらの垣根を住まい手が軽々と超えてきている気がする。

現在設計中の住宅も。
また近日ご紹介したいと思います。

2013年6月19日水曜日

地鎮祭

今週の日曜日に現在携わっている案件の地鎮祭がありました。

地鎮祭とは建築工事に先立ち土地の神をお招きし工事の安全を神様にお願いする儀式です。

ほとんど神道で神社の神主さんにお願いするのですが、中にはお施主様の宗教によりキリスト教スタイルで牧師と一緒に讃美歌を歌った経験も・・
あの結婚式に歌うのと同じでした・・・

工事の安全と皆の笑顔があふれる建物ができるように・・

2013年6月14日金曜日

ここ最近の連日雨が続き本格的な梅雨時期が到来した感。

ビルなど平らな屋根の場合は降った雨をどのように排水するかも設計の一つ。
平らな屋根の場合は緩い勾配をつけて水を集めて縦に樋を設けて雨を排出する。

最近はゲリラ豪雨と呼ばれる大雨もしばしば起こりうるので年々に許容排水量が増えてきている気がする。

雨を排出する樋はあまり見た目が良くないのでそれを以下に効率よくそしてデザイン上になじましていくかが腕の見せ所となります。

2013年6月13日木曜日

cloud

昨日に続き今日も外出続き。

一人で図面を管理するのは一昔前は苦労がありました。
USBやHDDに図面を入れて持ち歩いたりするのだが、本体のPCとデータの重複や新旧が判断つかなくなるなどデータ管理が大変でした。
うっかり前のデータだと思って削除してしまったりと。

現在、私はdropboxやskydriveなど無料で使用できるストレージの中に図面を一時保管している。
いわゆるCLOUDというもの。
それによりインターネットができる環境ならどこでも自分の図面データが見ることができる。

反面、データの紛失が無いように毎日バックアップを取って対処している。
そろそろわが事務所も所員を入れて自分ひとりで図面を抱え込まない様にしたいのだが。

2013年6月11日火曜日

打合せ

今日は朝から午後へと打ち合わせが続く。

合間に次々と電話やメールが鳴り響く。
同時並行の物件がクライマックスを迎えている為。

クライマックスとは建築確認申請の事。
「これで建築していいですよ」と許可をもらうための手続きです。

確認申請と許可が下りるといよいよ工事が始まる。
これを工事着工と言います。
工事期間は本当にタイトな物件が多く確認申請許可の遅れは工事の遅れに直結しがちです。

だから今の時期は本当に気が抜けない。
どこでもメール対応ができるスマホやipadなどの電子デバイスには本当に感謝。

2013年6月10日月曜日

あじさい

今年は早くも梅雨の季節を迎えました。

そして今週は台風3号が北上中とのこと。

そして近所で見かけたアジサイの花

日曜日に戸建てのお客様と樹木の打ち合わせでした。
塀沿いにアジサイを植えて・・・
季節の移ろいを感ずる植栽は歩く人々にとっても変化が楽しめて良いもの。

雨が多い季節も慈雨とも言います。

2013年6月4日火曜日

アンテナショップ

新しい案件が事務所に入ってきました。

まだ設計を行うかは未定ですが、ご紹介したいと思います。

ハム工場様の案件です。

工場の一角に販売するハムを使って軽食や他にもいろいろな催しを行う。どのような催しを行うかも設計提案の内です。

 
ハムの製造工程を調べると塩づけにした豚ロースのブロックを高温で寝かせる。現在は短時間かつ高温で行うのが一般的。

しかし何か月も長期低温熟成させる方法もあります。
設計活動も早く最終案にたどり着きたいのだが、紆余曲折を経てたどり着く方がクライアント共々満足度が高い。

例え元のプランに戻っても様々な思考の末の結論は重い。

まっすぐゴールに向かう事が正解じゃない・・・ファンキーモンキーベイビーの歌(いいんじゃない)の歌詞ですな。(残念ながら先日に解散してしまいましたが)

2013年5月31日金曜日

工事費

本年に入って建設工事費が上昇している。

震災復興や経済活動に明るい兆しが見え始めてきているのも関係があるかと思う。

設計をしていても工事費が頭に重くのしかかる。

現在の案件においても当初の概算金額より2割・3割UPと・・結構きつい状況である。

しかし漸く1件明日工事のために建設会社に図面を出せる状況に行き着きました。

今後確認申請の準備に入ります。

2013年5月29日水曜日

はと

建築用語も様々な面白い用語がある。

今回はその中で面白かったエピソードをご紹介。

建築用語に動物にまつわるものがいくつかある。

トラロープ・ネコ・ウマ・ハト小屋・・・

その中でハト小屋は屋上にある設備配管をする為の基礎をいう。

実際にハトが住んでいる小屋ではない。

今日打ち合わせの最中にハト小屋の配管についてメーカーさんと打ち合わせ中、ハトは大丈夫ですかと・・ご質問。

また冗談を言って・・・と思っていたら本当にハトがいるもんだと思われていた模様。(笑)

でも実際にハトの為に小屋を建てたら都会ももう少しほのぼのするのかな?

2013年5月25日土曜日

ショールーム

木造住宅の案件で住宅建材のショールームに最近よく打合せに行ってます。

驚くのは明らかに新築を計画されてる人以外のツアー客らしき団体さんの多さ!

ハウスメーカー主催のイベントだと思いますがそれにしても人が多い。
アテンダントが旗を持って案内する所など下手なツアーより胴に入っている(笑)

平日・休日問わず盛況で・・こちらはその影響で汲々としています。

ただ無料でIHキッチンの体験や最新厨房機器やセキュリティーシステムなど住宅設備の電子化はめざましく。・・・おもしろい事は間違いない。

ただ色々選んでいくと金額UPにびっくりなんて事もあるので設計者として常にコストコントロールは重要な課題です。

2013年5月24日金曜日

アルゴリズム

今日も設計図のUp日が近く調整に追われる。

構造や設備・電気といった生活インフラとともにデザインも検討していく。

アルミパネルを任意にくりぬいてパターンデザインし外観ファサードに使う予定がある。

パネルデザインを建物コンセプトに合うようにどのように落とし込むか・・・

パターンと言えば任意の関数を持ったパターンが一般的。アルゴリズムとも言う。

建物のコンセプトは明快だが関数が無数にあり、かつ制作の制約もあり頭を使う。

スケッチから漸く2案に絞り込む。

ふー。後はパースで確認。

2013年5月23日木曜日

ALC

現在設計中の建物の中にALCといわれる外壁を使用する。

ALCとは軽量気泡発泡コンクリートのこと。

その名の通り、軽くて中に気泡が入っているコンクリートの事だ。

もともと屋内の壁に使われていたが、日本では外壁に多く使われる材料の一つだ。

理由としては安価な事と気泡が入っているので断熱性が高いこと。

しかし水に極端に弱い為、通常の製品だと10年に一度は塗り替えが必要となる。

そのメンテナンスを伸ばすためにはALCの上に特殊塗装をする製品を使うことだ。

しかしイニシャルコストは高い。住宅など長期使用が見込まれる建築には高くても検討するべきこと。

建築設計にとって竣工して終わりということは無い。むしろそこから真の付き合いが始まる。

だから気を抜けないのだが・・・

2013年5月21日火曜日

階段

本日は階段・階段・階段

建築では重力にさからい上へと下へと広がりがち

上下を結ぶものとしての階段。

今日はそのディテール(詳細図)の検討作業に追われる。

木造・鉄骨・コンクリート・ガラスと材料がみんな違う階段のディテール検討!

物件数が多いので仕方がないけど・・

階段は見られる・見るといった視点が多角的だけにこだわると面白い。

2013年3月29日金曜日

鉄骨造

本日は図面作成作業に追われています。

しかも2物件同時並行に付、ミスの無いように丁寧に作業を続ける。

同じ鉄骨を使った構造なのですが作り方(構造方法)が違う。

一つは太い柱と梁で構成するラーメン構造「がっしり型」

二つ目は細い柱を組み合わせるブレース構造「柳型」

「がっしり型」は大きな空間が内部に作れるのだが上階と下階の柱位置が揃わないといけない。

「柳型」は上下柱位置がずれても問題ないが、柱を多く入れなければならない。

今日の作業の案件は一つは1階ががっしり型で2階以上が柳型。
鉄骨の取り合い(接合方法)を考えながらの図面化していく。

2013年3月23日土曜日

タイル

本年に入り、事務所案件が増えて非常に忙しく日々の更新がままならない状況である。
なぜ忙しいのか、忙しい仕事の内容とかを紹介したいのだが本当に時間がない。
故にできるだけ更新する代わりに少し短く日々の仕事をご紹介していきます。

さて現在、以前勤めていた設計事務所から紹介を受けている分譲マンション、診療所、さらにわが事務所単独受注の戸建て住宅と集合住宅の案件。合計4物件が流れています。

1週間は7日ですので各物件を毎週打ち合わせすると7日-4物件=作業日3日となる。
その3日を如何に効率よく作業をおこなうか(当然休日はない)がカギとなる。

移動時間を利用してIPADやノートパソコンからメールやり取りをし、事務所で作図・デザイン作業にフルに当てるようにしている。
本当にここ数年のデジタル技術に助けられる毎日。

話は変わりますが、先日タイルメーカーと打ち合わせ最中に見つけたタイルをご紹介
戸建て住宅の床タイルに使用予定し、来週に提案したいと考えているタイルです。
タイルは四角という固定観念を砕くおもしろいものタイル。
円の配置や大きさも任意でデザインできるので個性が出せそうです。

2013年1月9日水曜日

2013年 今年もよろしくお願いします

皆様
今年もよろしくお願いします。
お蔭様で
弊事務所もいよいよ3年目を迎えることが出来ました。

建築やデザインを通じ社会に貢献する建築デザイン事務所として
今後も一日一日を大事にしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。