今日は木造についてこだわりを持って自社で設計・建築を手掛ける工務店の社長と打合せを兼ねてお話をさせて頂いた。
その事務所は宮崎県の木材を使用する
理由は7寸角(約21センチ)の柱を使う為だ。
なぜ宮崎なのかと思われるだろうが
材料だけでなく加工が出来るところが宮崎だったという。
他に宮崎の杉の品質精度に感銘を受けたという理由もある。
ここで思うのは東京にも毎年花粉症に悩ませる杉は山に多くある。
しかし製材等林業としての裾野が少ないということだ。
近年地産地消が野菜など食物に留まらず建築建材にも宣伝文句で見かける。
しかし上記も一例として現状の問題点にも目を向けることが必要であると考えている。
関東で家を建てる際に
①原料である木材の品質は確保できるのか
②製材は可能か
この2点ほ設計時に吟味しないと情緒だけの地産地消になり、建設コストは高くついてしまう。
我が事務所は設計に携わる建築数が増えれば木材ストックの確保・管理が出来るのでは模索している。
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